(注1) サービスアパートによってはデイリーあり
(注2) 家賃は日本と異なり前払い制
(注3) 全く不要という訳ではない
(4) メリット
・ ホテルより部屋が広いためリラックスできる。
・ 家賃に電気代、水道代、NHKなどが含まれている。
・ 家賃は、ホテルより割安である。
・ 掃除の心配がない。
・ 入居・退居の手続きがアパートに比べて楽。
(5) 代表的なサービスアパート
CNCレジデンス
スクムビット地区でのサービスアパートで一番人気のある物件は?と聞かれると答えに窮するところですが、あえて答えるならCNCレジデンスでしょう。理由は以下の通り・・・。
@ 場所がソイ33という奇数側にあり、夜は食べる所に困らないほど飲食店が多く集まっている。
A 部屋の造りが、1ベット(リビングと寝室がセパレート)で広さが60u程度と手頃なスペース。
B 家賃が他の物件に比べ割安感がある。
C 内装は、日本人好みのフローリング(パケー)で壁がクリーム色のウォールペーパー。
この物件が気にいらない人は日本人ではないのではないか、と思われる程日本人好みなのです。
Citi
Resort Group
Citi
Resort Groupソイ39に3つ、ソイ49に1つの合計4物件あり、ここは中間層の客をターゲットとし、かつタイへの赴任が初めてというビギナー向けにしており、日本人が窓口に当たっており、タイにいても日本同様のサービスが受けられるというのがコンセプト。
部屋はアパートに近い内装、つまりフローリング(パケー)に白壁という仕上げ。内装のシンプルさがかえって落ち着いた気分になるというもの。
Grand
Tower In
ソイトンローにあるこの物件。スクムビットでは唯一不動産を通さず、企業との直接契約で成り立っています。その昔(20年前)、ここはタイ人専用のアパートで予算の少ない日本人が若干住んでいました。ところが大変便利なロケーションのため少しずつ増加し、今では日本人100%になってしまいました。
この物件は、タイに初めて赴任した人のための一時的な宿舎であり、ここに3ヶ月ほど住んで家族用の住居に移る人が多 いです。元々、タイ人専用の5000〜6000バーツの物件だったのが今では月35,000バーツのサービスアパートに変わったという、バンコク住宅版シンデレラ姫物語ではないでしょうか。試しに電話して、空室状況を聞いてみてはいかがでしょうか?
会社名を聞かれて、一元の客でしたら高い家賃を言われ、 かつ待たされること間違いなし?
(6) 最近の傾向
(1) 大型化、高級化、ファシリティーの充実が進んでいる。
サービス採算を考えると200室以上必要。又ホテルに勝るとも劣らないくらいの高級化が進んでいる。ホテルの場合、プール関係に広いスペースを要求されるが、サービスアパート程のスペースを要求されない。その部分を他のファシリティーに向けることによって、ホテルと太刀打ちできるようです。
(2) 内装がバラエティー豊か
ホテルの床はカーペット、又は絨毯が主流だが、アパートはフローリング(パケー)が主流。 サービスアパートはフローリング(パケー)が主流であるが一部カーペット又は絨毯で、
この床の選択によって内装も異なってくる。又、内装は、壁が白ペンキ、ウォールペーパーによっても異なってくる。つまり、アパートのような内装から宮殿のような高級な内装までさまざまなグレードに分かれています。
(3) 需要の増加と家賃の上昇
外国からタイへの投資増加に伴い、ビジネスマンが流れ込んできています。 供給側であるサービスアパートは微増であり、この結果、供給不足となり家賃上昇が続いています。
これは総供給(つまり外国人のタイへの流入)の接点によるものです。 大幅な家賃上昇でもないとしてもアパートの家賃以上の上昇を予想します。
【関連情報】アパート管理とコンプレインの扱い