トップ メールマガジン 小林 メールマガジン(196)


小林梶@メールマガジン(196)
                                         2014.10.21

1.一般状況

  このところ日本から自然災害のニュースが頻繁に入ってきています。先月27日、
御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火により、多くの登山客が亡くなる
という事故が起こりました。また、10月に 入ると、大型の台風が2週連続して
日本列島を縦断し、各地に甚大な被害をもたらしました。タイから日本を見てみると、
なんと自然災害の多い国かと改めて実感します。

 一方、タイに目を転じると、雨季は終盤にさしかかり、11月初旬から乾季に入る
見通しです。例年ですと洪水のニュースが多く聞かれますが、今年は雨の量が少なく、
貯水ダムの貯水率の低さから、この時期、来年にかけて水不足になることが懸念され、
政府は節水を呼びかけています。先月中旬には北部で集中豪雨による鉄砲水や
地滑りなど水害が起こりましたが、その雨はバンコクの主要水源であるプミポンダム、
シリキットダムの貯水量を補うまでには至らなかったようです。9月中旬現在、
プミポンダムの貯水量は36%、 シリキットダムは53%という状況となっています。
農業大国のタイにとって「水」の重要性は言うまでもなく、気象状況を分析して
いかに水不足を解消していくか、現政権の力量が問われていると言えそうです。

  以下、過去の「一般状況」を掲載
  http://www.kobayashi.co.th/business/page/business-info-2.htm#m195


2.住宅状況 

  今回は視点を少し変えて、タイの不動産投資について考えてみたいと思います。
政情不安で様子見の様相だったタイの不動産投資の市場ですが、このところ
新規大型コンドミニアム建設プロジェクトが相次いで発表され、現在の軍事政権下の
ほうが、クーデター前よりも市場に活気が戻っているという状況が生まれつつあります。
投資が活発になるということは、政治や治安が安定している上に成り立っていること
なので、多くのタイ人が現在の軍政下の安定を支持している証左ではないかと
考察します。

 海外からも続々とタイの大手デベロッパーと合資してのプロジェクトが動き出しています。
たとえば、三井不動産と三井不動産レジデンシャルの共同出資会社「三井不動産アジア」
(シンガポール)が、タイの有力住宅デベロッパーであるアナンダ社との共同事業で、
BTSアソーク駅近くに50階建ての高層コンドミニアム「アシュトン・アソーク」と、
BTSラチャテウィ駅近くに36階建ての高層コンドミニアム 「イデオQ サイアム・ラチャテウィ」の
建設を発表しました。
  http://www.globalnewsasia.com/article.php?id=993&&country=2&&p=2

 また、三菱地所レジデンス(タイの現地法人)が、タイの大手住宅デベロッパー、 AP社と
共同出資して、スクムビットソイ36に建設する「リズム・スクムビット36-38」ほか3棟の
大型コンドミニアムを建設するプロジェクトはすでに動き出しています。
  http://www.decn.co.jp/?p=11452

  その他にもバンコク各地で大型コンドミニアムのプロジェクトが発表されています。
市場の活発化の背景には、タイの安定した経済成長、バンコク首都圏への人口流入、
核家族化の進行、中間所得者層の増加、公的交通機関の整備等々、様々な要因があり、
市場として非常に魅力的になっている現在のバンコクの姿をうかがい知ることができます。
これらのコンドミニアムが賃貸用物件として、日本人駐在員様の居住物件となるのはもうしばらく
先のことになりますが、バンコクにて不動産購入を考えている方には、これらの情報はかなり
興味深いものではないかと思います。先月よりリンクに付け加えた、「ヨシダバンコク不動産
販売」のブログも合わせてお楽しみいただければ幸甚です。

   以下、過去の「住宅状況」を掲載
   http://www.kobayashi.co.th/jukiso/jujo-2.htm#m195 


3.新規物件の空室状況
     http://www.kobayashi.co.th/shinbu/shinbu.htm 

4.特選空室情報(1) Siamese Gioia Sukhumvit (SK soi 39)
     http://www.kobayashi.co.th/jukiso/kuushitsu/kuushitsu2014.htm#196-1

5.特選空室情報(2) Montara (Soi Prompak)
      http://www.kobayashi.co.th/jukiso/kuushitsu/kuushitsu2014.htm#196-2

6.小林ミシュラン(1)「The Rajdamri Condo」 (Rajdamri) 〜 ラチャダムリ駅近の高級コンド
      http://www.kobayashi.co.th/jukiso/osusu/2014.htm#196-1

7.小林ミシュラン(2)「Piyathip Place」 (SK Soi 39) 〜 共益施設が充実の家族向けアパート
     http://www.kobayashi.co.th/jukiso/osusu/2014.htm#195-2

8.退居後60日以内、デポジット返却レポート (10月15日現在)
     http://www.kobayashi.co.th/jutoppi/deposit_report-3.htm#depo1410

9.コンプレイン 月間報告9月分
      http://www.kobayashi.co.th/jutoppi/trouble-2.htm#complain_2014_08

10.  タイYOSHIDA バンコク不動産販売 ブログ  
      http://ameblo.jp/yoshida-condo/

11. タイYOSHIDA不動産グループ紹介
      http://profile.ameba.jp/yoshida-condo/

    
  小林鰍ナは、イノベーション精神に基づき、良いサービスを目指して、新しい取り組みを 進めております。 お部屋の事やその他の事、何でも遠慮なくお問合せ下さい。 また、弊社のサービスに関するクレームや、 お叱りの声も聞かせ下さい。  

                   小林株式会社 日本人スタッフ一同


E−MAIL情報 (その196)