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実際に入居中に起こったトラブルと、当社のトラブルに対する取り組みについて紹介します。

重大なトラブル 小林㈱のトラブル対応
・当社への家賃預かり制度 2013.5.29  
・オーナーと連絡がとれない場合の処置 2013.5.20    
・取引中止で喜んだ社長 2013.5.17  
 
 

当社への家賃預かり制度
【メルマガ180号掲載】 2013.5.29
2013.7.10 修正

 当社は、コンドミニアムに於いて、サービスの良くないオーナーの場合、「お客さんより家賃 2 ヶ月分を預かり、オーナーの代わりにリクエストを実施する」 という制度を導入することにしました。

 

1. この制度導入の背景
    最近、コンドミニアムのオーナーは、家賃だけはしっかり受け取るものの、オーナーとして
  の義務を果していないケースが発生するに至っています。
    例えば、修理を何度もお願いしても実施してくれない、連絡がとれない、長期間海外に行って
  いる、等々、いろいろな理由があげられます。
    お客さんとしては、そんな理由に関係なく、良いサービスを求めています。

    このサービスの悪さが、当社の怠慢、と思われ、又、あたかも当社が無責任であるがごときに
  思われています。よって、このような状況をなくすため、考案しました。

2.  家賃を 2 ヶ月分預かる場合の例
 (1) お客さんのリクエストについて、約束をしつつも、未実行の状態が続く場合。

 (2) オーナーと連絡がとれない、又は、とりづらい場合。   

 (3) 退居後 60 日後に返却されることになっているデポジットが、容易に返却されない、
   と想定される場合。

3.家賃 2 ヶ月分を預かる手順
 (1) オーナーに対して家賃2 ヶ月分を預かることについて通知する。

 (2) 当社から、お客さんに理由を述べて、預かりに同意してもらう。

 (3) オーナーに対して、(2)に基づき、再度通知する。
     同時に、コンドミニアムの管理組合に対して、レターを出し、理解を求める。

 (4) お客さんより家賃を預かり、そのお金で、リクエストの対応を行う。

4.この制度について
 (1) この制度については、不動産屋である当社が一切の責任を負い、お客さんに対し
    ても被害が生じた場合、補償する。

 (2) 家賃を預かった場合、当社が領収書を発行する。 (2013.5.29 K 記)                                     

【関連情報】 オーナーと連絡がとれない場合の処置


オーナーと連絡がとれない場合の処置
【メルマガ179号掲載】 2013.5.20
2013.7.10 修正

 最近のコンドミニアムの増加により、プチオーナーが増加しています。そのオーナーと連絡がとれなくなった場合について、考えてみましょう。 

 このような場合、一番困るのが、お客さんです。万一、住居に問題が発生した場合、その対応、対策は、オーナーが判断するのであって、仲介不動産業者は判断することができません。 

 又、再契約が交せないとか、家賃の領収書を受け取れないとか、不都合が生じてきます。こんな場合、当社としては、お客さんから2ヶ月分の家賃を預かることにしています。そして、オーナーの代りに、対応し、判断することにしています。 

 このような借主に関心のないオーナーは、退居後のデポジット2ヶ月分も、返却を渋るからです。もちろん、当社はオーナーの連絡先を知るために管理事務所に問い合わせるのですが、個人情報を理由に教えてくれない、という厚い壁があります。それでも、あの手この手を使って、オーナーにコンタクトがとれるよう、奮闘しています。努力するのみ!                     (2013.5.20 K 記)                                  

【関連情報】 コンドミニアムに入居する際の心得


取引中止で喜んだ社長
【メルマガ179号掲載】 2013.5.17

 当社は、某メーカーとの取引きが中止になってしまいました。(正式な話ではありません。あくまでも、フィクション 50 %です。) それを聞いた社長は、喜んでいました。 「やれやれ、お荷物が無くなってセイセイした」と。

 何せ、この会社は予算が少ないため、どうしてもコンドミニアムになってしまうのです。いろいろ案内して、やっとある物件に決まると、今度は、お客さんからのリクエストが大変です。メイド代、 J-Home 、インターネット代と、いろいろリクエストが出されるのです。

 当社のスタッフも、オーナーとの板ばさみになって困っていました。そのオーナーとて、小金持ちのオーナー故、渋い回答しか出してくれないのです。 それでいて、当社のサービスが悪いと言われてしまったのです。

 お客さんの判断ですので、恨みはしませんが、見出しの通り、我が社として喜んでいます。再び、当社との取引きをお待ちしていますが、その時は、サービスアパートに入居できる程度の予算 Up をお願いします。(具体的には4万バーツ以上) そうすれば、当社の社員のみならず、お客さんとしても、モチベーションが上がり、良い仕事の結果が得られるというものです。         (2013.5.17 K 記)                                   

【関連情報】 理不尽な要求にも屈しない ― 会社取引中止でも