かつてアパートの内装は、床がパケー(フローリング)で、壁が白ペンキが普通でした。
パケーとは、木を何枚かはり合わせたものをモザイク状に並べていくものです。
フローリングとは、一枚の板をスレート状に並べていくもので、両者を区別しています。
パケーは安物から高級なものまでいろいろ種類があり、仕上げのニスを何回塗るかによって、その輝きが異なります。通常2,3回程度ですが、高級な床では4,5回塗っています。
パケー(フローリング)は、適当なクッション感触が良く、好まれています。一部にある大理石は素足には涼しいものの、今一つ好まれません。
安物件になるとプラスチックの床となります。
壁についてですが、西洋人は白ペンキ壁を好みます。一方、日本人はウォールペーパー(壁紙)の壁を好みます。
西洋人は白ペンキ文化と考えれば、理解できるでしょう。
最近は、コンパクトで高級な内装が主流ですが、コンパクトすぎて物置のない部屋もあり、使いづらいと思います。
又、台所スペースが狭い部屋では、料理が自由にできずに困っている奥さんが多いと思います。
コンドミニアムは、10件部屋を見ると、それぞれ内装が異なっていてバラエティーに富んでいます。同一家賃であっても、内装が異なり、かつ、間取りも異なるのですから飽きることがありません。
一番シンプルなのが白壁で、床がフローリング(パケー)から、超豪華な 宮殿風の作りまで、又、タイ様式の内装から、西洋人が好む間接照明による黒系で統一した内装など、あげればきりがありません。更に、間取りについてもデザイナー、オーナーの意向によって千差万別です。
日本人は、明るいリビングを求めるのですが、中には採光が悪く、昼間でも電気をつけなければならない物件があったりして・・。 |