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2011.8.19

@ KENCHAN の ITコラム 第38回 「Eメールが消えたときの復旧方法」

 先日、私のパソコンのメールがすべて消えていました。メールソフトは、「Outlook Express 6」というWindows XP に付属のソフトを使用していました。

 消えたメールは約半日後、試行錯誤の末ににどうにか復旧しましたが、今回はその解決方法を載せておきます。

 今回メールが消えた原因は、後ほど調べたところ次の2つであったようです。
1、メールの受信容量が2GBを超えていた。
2、メールの動作が遅くなったため、メールの最適化を行った。

 長いことEメールを使用していると、2GBというのは、数年でこの容量に達します。写真などのサイズの大きいデータを受信しているの場合、1年でもこの容量に達します。

 突然Eメールが消えるとびっくりします。しかし復旧は可能です。ただ復旧には時間と手間がかかります。

これを防ぐためには、メールの受信総容量をチェックし、2GBに近いようでしたら、不要なメールを削除して整理するか、もしくはメールソフトを「Microsoft Outlook」にアップグレードれば、このような問題な発生しないとマイクロソフト社は発表しています。

残念ながら現在のところ、この「Outlook Express 6、最大2GB問題」の根本的な解決策ないとの発表ですが、
上記の方法で事前の予防は可能ですので皆様も御注意下さい。

【関連情報】
Outlook Express 6 復旧方法
http://support.microsoft.com/kb/321505/ja
http://support.microsoft.com/ph/2578/ja

Microsoft Outlookについて
http://www.microsoft.com/japan/athome/magazine/office/navi/outlook.aspx



2011.7.13

@ KENCHAN の ITコラム 第37回 「 パソコンの大掃除ソフト - Fcleaner」

 パソコン内のお掃除ソフトです。「CCleaner」 などもありますが、この「Fcleaner」もパソコンの動作を遅くする原因の不要なゴミを、強力に掃除してくれます。会社のパソコンなどで、管理者権限がないユーザーでもインストール可能です。

  インストール時に、適当な新しいフォルダを作成して、そちらにインスールすることにより使用できます。

 また非常に掃除が早いのが特徴です。
私のパソコンでは300MBのゴミが、約30秒で大掃除が完了しました。

 是非、お試しください。パソコンの動作が速くなります。

FCleaner (ダウンロード)
http://www.fcleaner.com/downloads/fcleaner.exe

【使い方】
赤丸の部分を押すと、自動的にパソコン内を掃除してくれます。



2011.6.15

@ KENCHAN の ITコラム 第36回 「懐かしのパックマン」

今回のコラムは、昔しのコンピュータゲーム「パックマン」です。

 全世界の Google のトップページが、昨年の5月22日より、48時間限定で、下記のような画面になっていました。 これは「パックマン」の30周年を記念したロゴで、(株)ナムコとグーグルが共同で作成した特別なゲームです。
  ロゴでは当時のグラフィックス、サウンド、キャラクターを忠実に再現しています。パソコンからはもちろん、iPad や Blackberry からでも遊ぶことができます。

 検索ボタンの横に配置した「Insert Coin」ボタンを押すか、10秒間待つとゲームがスタート。パックマンは、矢印キーで操作します。

 なお、隠しコマンドとして「Insert Coin」ボタンを数回押すと、「Ms. PAC-MAN」が現れ、同時に2人で遊べます。キーボードの「W」「A」「S」「D」で、上下左右が操作できます。
このような試みは、Googleのロゴとして初めてということで、大きな話題となりました。

 当初は、48時間限定の公開予定でしたが、反響が大きかったため、専用のページ(下記のリンクを参照)が設置され、現在も遊ぶことができます。

昼休みなどの休憩時間に、息抜きにいかがでしょうか?


【関連情報】パックマン(ゲーム) パックマンについて(Wikipedia)
(2011年6月20日 kenchan)


2011.5.18

@ KENCHAN の ITコラム 第35回 「タイの天気」

タイはこれから雨期に入ります。こちらのホームページで、現在のタイの天気を知ることができます。
  バンコクだけではなく、チェンマイやプーケットなどの、タイの地方都市の天気や、温度も日本語で表示されます。

  なお参考までに、タイ北部地域は標高が高いために、雨が降ると気温が急激に下がる傾向にあります。バンコクよりチェンマイ方面に行かれる方は、夜は冷えるため長袖などを持参した方がよさそうです。

タイの天気
http://tenki.jp/world/country-80.html
                                (2011.5.18 Kenchan)



2010.9.15

@ KENCHAN の ITコラム 第33回 「OPERA(オペラ)」

  今回は最新のインターネットブラウザ「OPERA」の紹介です。インターネットが遅い場合、一度試してみる価値はあります。

 インターネットの画面を表示させるソフトを「ブラウザ」と呼んでいますが、「Internet Explorer 」というソフトを使用している方が多いと思います。 この Internet Explorer 以外にも、いろいろなブラウザが開発されていますが、 今年2010年、もっとも注目されているブラウザが「OPERA(オペラ)」です。

 知名度は高くありませんが、約16年の歴史を持つ老舗のブラウザで、ノルウェーの企業が開発しています。以前は有料でしたが、最近無料になりました。下記よりダウンロード可能です。また、最近流行の携帯電話でも使用可能で、新しいプログラムで構成されているため、インターネットの体感速度はかなり速くなっています。

 下記の速度テストでは、OPERAは、Internet Explorer の10倍、ファイヤーフォックスの2倍、Google Chrome の 1,2 倍の速さという結果が出ています。

以前、紹介した「ファイヤーフォックス」や、「Google Chrome」も早いと評判ですが、現時点での最速ブラウザはOPERAです。インターネットが遅いと感じられる方は、一度試してみてはいかがでしょうか?

携帯電話でも利用が可能です。
インターネット速度が遅い環境で威力を発揮します。
インストールして、当社のページを表示してみました。 特に違和感のないデザインです。

〔参考〕
・「ファイヤーフォックス」(きつねの火)の紹介
・「 Google Chrome 」の紹介 
・ブラウザの速度テスト
・Opera のダウンロード(日本語版)
・Opera の基本情報(Wikipedia)
Kenchan


2010.8.20

@ KENCHAN の ITコラム 第32回 「インターネットカフェ内にウィルス」

  タイで私の親戚がインターネットカフェを経営しています。
今回は、そこで聞いた話を紹介します。

 LANネットワーク内にウィルスが入り、パソコンが正常に機能しなくなりました。原因は、いろいろな要素が複合的に絡み合っていましたが、最も大きな原因は「OSに正規版ではないソフトを使っていた」ことだったそうです。タイで数百バーツほど販売されているOS(= Operating System 「パソコン基本ソフト」)には、かなりの確率でウィルスが含まれています。

 購入して来た際にウィルススキャンして発見することもできますが、相手は結構手強く、パソコンの使用を開始して1ヶ月後に自動的にウィルスを生成するプログラムを潜ませたり、正規版でないソフトを正規版に見せかけるソフト(例:keygun.exe)を起動した瞬間にウィルスを拡散させるなどの方法で拡散させます。

 OSには、使用直後に必ず「認証」という作業が必要です。自動的にソフト会社へインターネット接続して、コピーソフトではないことを確認しています。これをパスしないとOSの使用ができません。
しかし、コピーソフトはこの作業を行わせないように、さらに、この「認証」作業を『擬似的に認証OK』にさせる特殊なプログラムが必要です。これをクラックと言いますが、実はここにウィルスが入り込む隙を作っています。

 単にCD−ROMの物理的なコピーだけなら、ウィルスが入る可能性は皆無です。しかしこれでは認証をクリアできないため、OSの使用ができません。そこで使用できるようにするには、物理的なCD−ROMのコピー以外に、特殊なソフト追加する必要があります。そして、この特殊なソフトの部分に、ウィルスが入り込んでいることが多いようです。

なお、ウィルス対策ソフト自体もコピーソフトが出回っていますが、上記のような理由でお勧めできません。結局、親戚のインターネットカフェでは、正規版のソフトを使用してから、問題がなくなりました。これは、パソコンが自動的に毎日アップデートしてくれるため、問題となる隙間(=セキュリティホール)を作らせないためです。

 ウィルス対策ソフトには、多くの種類がありますが、それぞれ得意分野が違います。
使用目的に合ったものを導入されることをお勧めします。

ウィルス対策ソフトの比較
http://www.the-hikaku.com/security/hikaku.html

(2010.8.20 kenchan)



2010.6.9

@ KENCHAN の ITコラム 第29回 「スピードテスト」

インターネットの通信速度が、実速どれだけ出ているかが測れます。

下記の画面は、当社内で試してみた測定結果です。
当社では、True Internet の8MBの速度で契約しています。
当社事務所はスリウォン通りのオフィス街の中に位置するため、インフラの関係で、住宅地よりはインターネットの速度は早い方のようです。

使い方は簡単です。
「Begin Test 」ボタンを押すだけ。20秒後には速度が表示されます。是非お試し下さい。

http://speedtest.net/


【参考】契約速度と実測の関係は、下記を参照。                
http://www.kobayashi.co.th/internet/setup.htm#ken21

 



2010.5.4

@ KENCHAN の ITコラム 第28回 「オリジナルロゴを作成」

小洒落たオリジナルロゴが、たったの10秒で作れます。

先日、タイ人に教えてあげると大変喜ばれたので、こちらで紹介します。
色や書体なども自由に変更可能で、自分の名前でオリジナルステッカーを作り、持ち物に貼ったりして楽しんでいました。友達同士でどれだけ綺麗なステッカーが作れるかを競争して、瞬間的なブームになっていました。

だだし仕事中にステッカー作りに熱中されると困りますが、その心配は無用です。
一通りのステッカーを作った後は、飽きて第二次のブームが来る可能性は極めて低いので御安心を。しかしデザインのセンスなどは、タイ人は思いっきりがよいせいか、良い物ができやすいと感じます。

さて、私も下図のような2つのロゴを作ってみました。「KOBAYASHI」と「THAILAND」です。
わずか10秒間で、このようなオリジナルロゴが作成できます。残念ながら日本語は入力できず、アルファベットのみが入力可能です。
非常に簡単ですので、是非試してみて下さい。

使い方は、文字を入力して右側の「GENERATE」ボタンを押すだけです。

http://supalogo.com/





2010.3.16

@ KENCHAN の ITコラム 第26回  「タイのオンライン地図」

タイのオンライン地図「Map Guide Thailand」を紹介します。タイの地図に特化した、インターネット上の地図
サービスです。

Google Map も素晴らしいですが、こちらもGOODです。地図はかなり正確で、動作も軽快です。
地図のデータを提供している『thinknet』というタイの地図専門出版社は、日本で言えば『ゼンリン』でしょうか。本屋さんに行くと、この会社が出版している大判の地図を多く見かけます。最近は「地図+CD-ROM付き」で販売を始めました。試しに私も買ってみましたが、CD-ROMを使用するに専用ソフトをインストールする必要があり、また残念なことにそのソフトの作りが今一で、正直言って使い勝手は良くありませんでした。

そこに、このようなインターネット上で使用できるサービスが現れ、しかも結構見やすく、わざわざ書店でこの会社が出版している「バンコク地図」、「北部地域地図」、「東北地方地図」、「南部地方地図」、「タイ全体地図」を6冊買い揃える必要もありません。(ちなみに、これらは1冊350バーツ〔約千円〕)

地図中の言語はタイ語のみで、英語表記はありません。しかし、このようなサービスを無料で提供して地図出版社として採算が合うのか余計な心配をしてしまいますが、「Google Map」を意識して無料で情報を提供していることは間違いありません。いづれにしても、IT技術の発展によりこれまである程度限定されていた情報が、世界中のインターネット利用者に公開され益々便利になることは、歓迎すべき傾向だと思います。

タイ全土の地図

バンコク地域の地図




                               
2009.12.15
@ KENCHAN の ITコラム 第22回  「グーグル翻訳」 


 やっと登場。待ちに待ったこのサービス。
Google が、日本語からタイ語への自動翻訳サービスを開始しました。無料で使用できる自動翻訳サービスは、インターネット上に多数あります。しかし、これまでのものは、ほとんどが英語や中国語への翻訳でした。

 今回グーグルが、英語を介さずこのような日本語からタイ語へ、ダイレクトに翻訳するサービスを出してきたのは
画期的なことだと思います。

 ただし翻訳精度は、英語などの主要言語と比べると、まだまだこれからといったレベルです。
しかしながら、長い文章も2−3秒で翻訳してくれるので、手紙や文書の翻訳など、ある程度の当りを付けるには、
非常に重宝するサービスであることには違いありません。

「日本語 → タイ語」 を試してみました。

  
  「タイ語 → 日本語を試してみました」


 「日本語 → タイ語」
 http://translate.google.co.jp/?js=y&prev=_t&hl=ja&ie=UTF-8&layout=1&eotf=1&text=&sl=ja&tl=th#

 「タイ語 → 日本語」
 http://translate.google.co.jp/?js=y&prev=_t&hl=ja&ie=UTF-8&layout=1&eotf=1&text=&sl=th&tl#

(2009.12.15 kenchan)



@ KENCHAN の ITコラム  −海外でパソコンをもっと便利に−  第1回
2007.10.17

 青空文庫 −インターネットで、名作が読める−

 世界中から、日本の名作を読めるのが、インターネットの図書館『青空文庫』だ。会員登録などは必要なく、誰でも無料で利用できる。

 例えば、夏目漱石は100作品、芥川竜之介は353作品など、全部で約5000冊の近代文学作品を、自由にダウンロードして読むことができる。

一例として、次のような作品がある。

 ○ 芥川 竜之介    353作品
 ○ 林 芙美子      49作品 
 ○ 勝 海舟         5作品
 ○ 太宰 治        212作品
 ○ 魯迅           12作品
 ○ 正岡 子規       26作品
 ○ 三木 清        14作品

  インターネットにつながらない場所でも、ノートパソコンやPDA,iPod、携帯電話などへ自由に保存することが可能なため、文庫本を読むような気軽さで楽しむことができる。

 また、通常パソコン画面では、文字の表示は横書きだが、青空文庫の作品を読む場合は、
縦に表示できる、オリジナルのソフトが、青空文庫で無料で用意している。


縦書きのパソコン画面

携帯でも縦の画面で楽しめる

 
  ただ、「インターネット図書館」とは言っても、蔵書作品は、著者が没後50年経過した著作権の消滅した、明治から昭和初期の作品が大半を占めるのが「青空文庫」の特徴だ。

 なお、『インターネット図書館 青空文庫』(野口 英司 1,575円)という単行本も、一般書店で発売されている。著者は、青空文庫創設メンバーの一人で、プロジェクトの成り立ちから現在に至るまでの詳細が記されている。 また付録にDVDが付いており、4千以上の作品が収録されている。 もちろん収録作品は、インターネット一つずつダウンロードすることも可能だが、付録としてこれだけのボリュームは良心的だ。

 なお現在、著作権を著者の没後70年にすることが、文化庁で検討されている。 そして2007年中にも、この結論が出る予定である。ただ現段階では、約5000冊が自由に読める。

 ところで、応用的な青空文庫の利用方法として、読み上げソフトと組み合わせる、などの活用方法も考えられる。そうすると、コンピュータ独特の音声にはなるが、作品の朗読も、音声で楽しむようになる。

 また、コンピュータ音声による読み上げソフト以外にも、青空文庫の著作権フリーの利点を活かして、プロのアナウンサーやナレーターが、ボランティアで作品の朗読を録音し、公開いるサイトもある。

日本の名作が世界中で気軽に読める便利さは、海外在住者にとってありがたいことである。

青空文庫 
http://www.aozora.gr.jp/