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2009.4.3

 ■本の紹介(77)

「無宗教こそ       
日本人の宗教である」

角川書店

定価 (本体705円+税)

島田 裕巳 著

2009年1月発行


 日本人が苦手とする宗教について、無宗教の立場から宗教論を述べた本です。

 この本は宗教という大きなテーマについて、無宗教の立場から問題提議し、論じています。
 つまり「無宗教」というキーワードによりこの本は書かれていますが、結局本のタイトル通り、日本人は無宗教であると断定しています。

 読者の皆さん、無宗教でいいんですよ。その方が宗教を信じているひとより、社会に役立っており、更には「無宗教」が世界を救っている、とまで云いきっているのですから。

 宗教を考える際のヒントが内蔵されている本です。