今日のように、この先不透明な経済状況では、とりあえず金融資産は現金化して、タンス預金にせよ、と主張している本です。
かつては、ファイナンシャル(金融)商品が巷で流行し、ファイナンシャルプランナーはちょっとした花形の職業でした。
今、誰もこのような人達に相談しないでしょう。
相談したと云っても、誰も責任はとってくれないし、予想は当たらないからです。
これからは、金融資産を持って、利益を得るようなことは出来なくなる社会でしょう。
資産を持っている人は少しずつ、むしり取られていくのでしょう。資産を増やそうとすればするほど、もがきとなり、結局むしり取られてしまう。
よって、この本の著者の云う通り、現金化して様子を見るに限るのです。
ハイリターンはハイリスクです。お金を持っていて、その活用をどうするか迷っている、困っている人へ、はっきりとした結論のある本です。
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