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2009.3.26

 ■本の紹介(74)

「マイクロソフト戦記
世界標準の作られ方

新潮新書

定価 (本体720円+税)

トム佐藤 著

2009年1月発行


 ビルゲイツさんの会社、マイクロソフト社に勤めていて、その立場でコンピューター創世記の
流れを書いた本です。
 コンピューターの歴史は、その分野の人のみ話題になり、つまりおたく族のみに関心があり、
その他の人は関心ないと思います。

 マイクロソフト社のビルゲイツ氏は偉大な発明家、事業家ですが、この本の中で、彼は
「最大多数の最大幸福」を唱えており、哲学者ベンサムに共鳴しています。

 コンピューターの発展は、ベンサムとビルゲイツのウインドウズが関係しているからです。
 つまり、偉大な人は、しっかりした思想を持っている、と断言できます。