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■本の紹介(26)
「散るぞ 悲しき」
新潮社
定価 1500円
梯 久美子 著
2005年7月発行
第2次世界大戦で硫黄島玉砕の総指揮官、栗林忠道を描いたノンフィクション。
タイトル「散るぞ 悲しき」 は、彼が最後に大本営に送った電文の一部。
しかし、この表現が「散るぞ 口惜し」に変えられて公表された、とのこと。この時代、「悲しき」という表現が都合の悪いという理由から、とのこと。
2万人もの兵が勝ち目のない戦いを行った、つまり無駄死にした戦いだったのです。
しかし、私たち戦後の人間は、その戦いを無駄死にとせず反省し、今後に役立てることが大切ではないでしょうか。