数字の731が本のタイトルという、今までにない本です。
この数字は731部隊の略ですが、知っている人にとってはもちろん当然のこと。
私が30年前に働いていた市役所で、上司に当る人が元731部隊に従事していたと聞き、この部隊について関心がありました。
又、「悪魔の飽食」(森村誠一:角川文庫)が1983年に発行になり、話題になりました。
さて、この本は、石井四郎氏の戦後の一時期をまとめたノート(2冊)が発見されたことの記述がメインになっています。
足を使っての取材を通じて、新事実も明らかになっています。
著者の精力的文筆活動に敬意を表します。
(なんて、生意気なコメントで終わり)
(2006.4.19 記)
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