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2011.6.29
■本の紹介(141)

生物多様性のウソ

小学館101新書

定価 740円+税

武田 邦彦 著

2011年6月発行

本屋で、「生物多様性」の見出しの本が、目についたので、手にとり購入する事にしました。聞きなれない言葉です。どんなことなのか興味が出て、読んでみました。

 この本は、地球上の生物は多様性があったほうが良い、という主流の考えに対して、その反対の立場に立って論じています。ビジネスマンに於いても、常識として、この分野に一定の知識を持ち、デスカッションできる能力を身に付けたいものです。

なお、著者がこの本で言いたい結論は、次の通りです。「生物多様性は、地球温暖化と並んで、アメリカとヨーロッパが自由を優位にするために、環境という名の下で持ち出してきた、国際戦略」。