鳩山首相の歩んで来た道が書かれている。首相になる人は、子供の頃から大きな大志を持ち、その目標に向かって進んできている。
何事もまず志が大切でしょう。生まれが良いという事、志、本人の努力、そして運、首相にまで登りつめる人には、いろいろな要因が必要です。また、豊富は資金も欠かせません。
この本を書いた、大下英治氏は、もっぱら政治関係の動きをノンフィンクションとしてまとめています。いろいろな人との取材によってかかれており、ほとんど事実(だからノンフィクションという)に添って書かれています。
この本は、鳩山首相の歩んで来た道を知る上で、大変参考になります。かつて、大学で教授をしていた、という経歴は単なる政治家に留まらず、広い視野に立った人であることを、感じさせられます。
なお、この読書感想では「孫正義 掟破りの決断」 「錬金術師 昭和闇の支配者-四巻」が、同氏の著作として紹介してあります。